最近は、だいぶ寒暖の差も大きくなってきて、新潟市内でも桜の葉や銀杏の葉の
紅葉が秋の深まりを感じさせてきています。

秋のたとえ方として色々な「･･･の秋」がありますが、先日経験してきました私の
「味覚の秋」をご紹介させていただきたいと思います。

以前から気が向いた時、食事をすることのある蕎麦屋さんで新蕎麦をいただいて
きました。素直に大変美味しかったです。もり蕎麦（十割）と数種類の野菜の
天ぷらがセットになったいつもの「野菜天せいろ」をいただきました。他に
里芋の煮ころがしが添えてあり、これもやわらかく美味でした。

蕎麦は、いつもより少し硬めに茹でてあるようでしたが、蕎麦のほのかな風味と
味わいはこの時期ならではの感じがします。つゆも味わい深く美味しいです。
この食感を文字で伝えることができずにいることを申し訳なく思います。

せめて写真を撮って紹介できれば良かったのですが、食べることに気を取られて
いて考えが及ばず、これも残念に思いながらこの文章を書いています。

本来、蕎麦は通年食べられるものですから「秋の味覚」と言ってよいものかどうか
と思いましたが、蕎麦の実を収穫直後に「新蕎麦」としてこの時期にしか
味わえない「秋の味覚」だと思っています。

こちらのお店の蕎麦は「福島会津の山都」で収穫されたものを使用し、店主も
山都にあるある蕎麦店で修業されてこられたそうです。「山都の蕎麦」といえば
蕎麦好きの方には多く知られているかと思います。

この文章を見られて食べてみたいと思われた方のために、店名と住所を入れて
おきますので、ぜひ行ってみて下さい。

最後に、10月中旬に新発田市の五十公野公園で県外からの参加店も含めて
16店が参加した「新発田そば祭り」のイベントがありましたが、そこへも行って
参りました。それぞれの店の味わいがあり、大変美味しかったです。

店名：「畔上」　　住所：新潟市中央区女池上山3-19-5
　　　　　　　　　TEL：025-283-6777